50代の埼玉県民が映画「飛んで埼玉」をみたリアルな感想

埼玉 映画

50代の埼玉県民の私が前から見たかった映画「飛んで埼玉」。やっと録画して見ることができたので埼玉愛?を語ってみます。(笑)




原作者の気持ちわかります

ペンケース

「飛んで埼玉」を描いた原作者はパタリロを描いた人。

私が学生だった頃、パタリロを描いている人が埼玉をディスった漫画を描いているということは知っていました。

でも読んだことがなかった。

そして、原作者の気持ちわかります。地方から東京に行くと言われて出版社に住み込みでこさせられたところが埼玉。

埼玉にこさせられたら「詐欺じゃん」と言いたくなる気持ちわかります。

原作者のその気持ちが「飛んで埼玉」を生んだのだと思います。

 

これ、原作者の人が何かの番組に出ていて「飛んで埼玉」ができたエピソードを語っていました

 

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たぶん映画は原作をアレンジ

私は漫画の「飛んで埼玉」を読んだことはありません。

確かに漫画の「飛んで埼玉」では通行手形がないと東京に入れない設定になっていると思います。

あと宝塚のような世界観だったことも何となく知っています。

映画はそれを下地として、いろいろとアレンジしていると思います。これはこれでよいのかと思います。

 

ちょうど1980年代ころの勢力地図

地図

私、1980年代は学生をしていました。そして多感な時期。

確かに「飛んで埼玉」で描かれているシチュエーション。

あの頃は確かに、東京の隣県で埼玉と千葉のどっちが田舎者か競り合ってました。

1980年代前半はどっこいどっこいでした。確かによく埼玉は海がないと言われていました。

でも、1985年くらいに千葉にディズニーランドができてから「埼玉は千葉に負けたな」と私は敗北を認めました。そんな記憶が私にはあります。

 

映画「飛んで埼玉」は攻めていて笑った

盾と男性

西葛西市民や埼玉県人、千葉県人をディスっているけど、この攻めには笑った。

こんなに攻めていていいのかと思ったけど笑った。

まあ、埼玉県民や千葉県民から文句が出ていないのはなにより。

 

埼玉県民には耳が痛い部分もあるけど、納得し仕方ない部分もあるかな(笑)

 

たぶん、埼玉県人と千葉県人は心が広いんだな

 

映画「飛んで埼玉」はよく描かれている

意外や意外。映画「飛んで埼玉」はよく描かれているなと逆に感心しました。

江戸川を挟んでの千葉と埼玉の攻防や、埼玉県人の県民愛の低さ。

そして、確かに「だ埼玉」だけど、東京に近くて東京にアクセスしやすく、それなりに住みやすいからいいじゃんという埼玉県民の敷居の低さ。

また、千葉との隣り合いの攻防。

そういうとこ、よく描かれているなと感心しました。

 

確かに埼玉県民はできれば東京に住みたい

 

実際にムカつくのが東京都民よりも神奈川県民

イラつく少年

実際の埼玉県人が感じる各県の感想を語ってみます。

実際の話だけど、東京都民はそんなに埼玉県人を見下したりはしません。どちらかといえばフレンドリーな感じです。

それは最初から東京都民が埼玉県人より勝っているからだと思います。

そこかよ

そして、いつもバトルを繰り返している千葉県人。

ですが、バトルを繰り返しながらもどちらかといえば映画のようにともに戦っている仲間という感じがします。

千葉は仲間だから一緒に頑張ろう

あと、埼玉県は北関東(栃木、群馬、茨城)に対してはお兄さん的な存在かな。

東京とのクッション的な役割を果たしているかなと感じます。特に競り合いは感じません。

まあ、お兄ちゃん的な立場かな。

北関東と埼玉は連合を組んで頑張ろう

それに対し埼玉県人が一番ムカつくのが神奈川県民。

確かに神奈川は横浜にランドマークタワーや赤レンガ倉庫、風情豊かな鎌倉などオシャレな場所がいくつもあります。

そのためか、神奈川県民はいつも埼玉県民をマウントします。

上から下に見下します。そんなところが埼玉県民にとってはムカつきます。これリアルだから。

ちょっと神奈川県民ムカつく(笑)

 

適度ないい加減感がよかった

テレビ

私が思ったのが、東京都庁に埼玉と千葉の連合軍が攻め民衆がごった返すシーンがあります。

確かに民衆が東京都庁にごった返していますが「それたぶん東京マラソンの群衆だろう」とそのいい加減さに笑った。

それ切り取って使うか

また世界観がいい加減な所もよい。なんか中世のような西洋のような。宝塚のような。

それでもって江戸時代のような明治時代のような全部ミックスしたようないい加減な世界がよいと思いました。なんか笑えました。

テレビが5秒後に爆発するとか、サザエの電話機とか。随所に小ネタを挟んでいるところもよかった。

この複雑でいい加減な世界観がよかった。

 

池袋は埼玉の西の玄関口

池袋は埼玉の西の玄関口と呼ばれています。

そんなところも、程よく映画に盛り込んでいました。映画作った人、なかなか埼玉を知っているなと感じました。

 

ぱるるは埼玉県民じゃん

本題に入る前の冒頭シーンで、ぱるるが登場。ここでまず思ったのが「ぱるるは実際の埼玉県民じゃん」

ここで、最初からぶっこんでいるなと思いました。何も語らず、この演出いいと思いました。

 

地方の人はわからないかもしれないけど「飛んで埼玉」はけっこうリアル

私は、「飛んで埼玉」の舞台になったところに住んでいる。そして、ドストライクなところに住んでいます。

だからこの映画のけっこうなリアルさがわかります。よくこのリアルさ出せたなと感心しています。

たぶん地方の人は、この映画で描かれているリアルさわからないと思うけどね。

 

まとめ

「飛んで埼玉」を録画して、ようやく映画を見ることができました。

映画を見たらストーリー性もあるし、随所随所に小ネタを突っ込み笑いどころが満載で笑えました。

ある意味、とてもよい映画だと思いました。この映画面白いです。笑いました。

 

 

おしまい

 

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